大学からの通信      大学・学部・キャンパス紹介
慶應SFC
神戸・国際
東大・理1
神戸・海事
関西外大
 卒業生に協力いただき、自分が通っている大学・学部・キャンパスなど、大学生活を紹介してもらいます。
 現場の生の貴重なレポートです。
 大学を選ぶ際の情報のひとつとしてご活用下さい。

 今後、逐次増やしていきますので、ご期待下さい。
 卒業生の皆さん、ご協力よろしくお願いします。
慶應大学
総合政策学部

山本 晃司君
(3回生)

1)学部

 大学は慶応大学、学部は総合政策学部というとこに所属しています。

 総合政策学部は神奈川県の藤沢市というところにあり(実は、岩崎先生の実家の近くなのです!)、環境情報学部という学部と共に
SFCと呼ばれています。

 SFCが作られたのは、1990年であり、当時としてはユニークな学部でした。制度的にはAO入試を全国で始めて取り入れ、ペーパーテストだけでは図れない人材を確保しようとしました。また、複雑な社会問題に取り組むためには従来のある一つの学問の体系を学ぶという方法では立ち向かえないという考えのもと、総合的に学べるキャンパスとして発足したのです。

 
SFCが常に念頭においているのは「何が問題か自ら見つけ、その解決策を自らの頭で考える」というスタンスです。そのため、フィールドワークの充実や、使える言語の習得、コンピューターに関する授業(スキルだけではなく、リテラシーもちゃんと習う!)の充実があり、その意味で福沢先生の唱えた実学という精神が最も反映されたキャンパスといえるかもしれません。しかし、誤解して欲しくないのは、座学の重要性を否定しているわけではないということです。

 SFCでは、世の中で「すぐに役に立つ」スキルや知識を近視眼的実用主義と考えます。しかし、現実の試練の中で検証されることのない、自己陶酔の類の手段でしかないような空理空論も虚学だと捉えられます。実学とは何をもって実学とし、如何にして実学を学ぶかというのは非常に難しいと思います。

 少し抽象的になったので、具体的な話もしてみたいと思います。
SFCでは授業は完全に半期(47月、1012月)ずつです。他のキャンパス(日吉、三田)では通年でやる授業をSFCでは半期で教わるのです。つまり、教授は、基礎をやらない難しい授業、大切なところだけ伝える氷山の一角授業、簡単なところだけ伝える授業などにせざるを得ないのです。これがSFC生は勉強をすごくするといわれる所以です。つまり、授業だけでは理解できないor物足りないのですね。(授業の質、レベルが低いという意味ではないのですよ!)

 これは
SFCに限らない話だと思いますが、大学の授業なんていうのは、我々が何かを考えるきっかけになるものであり、それ以下でもそれ以上でもないと思います。残念ながらSFCでも「出席」を取るor取らざるを得ない授業もあります。ですが、個人的には、非常に残念に思います。なぜなら、大学の授業とは先に述べたように、あくまで我々の知的好奇心を養う、育むものであり、「その時(授業時)」に何処にいるかなんていうのはどうだって良いんです。スタバでゆっくりと本を読んでいようが、彼女とねずみの王国に行っていようが、NPOの仕事をしてようが、理解が深まると考え授業に出ようが、後でビデオで授業を見ようが、僕は何だって良いと思います。(SFCはグローバルキャンパスといって、インターネットで授業が見れる!東大にも同制度あり!!)脱線しましたが、勉強についての話に戻ると、大学での勉強は結局、自分が何を勉強したいかに尽きると思います。

 授業を聞いても自ら復習しないといけない
SFCでは尚更です。そのため、SFCでは一年生から研究室に入りみっちり勉強できる環境が整っています!(勉強がみっちり出来る環境の整備の一つとして、年間40単位が履修の上限であること、24時間キャンパスで勉強できること、教員と生徒との垣根が比較的低いことなどが挙げられる。)なお、他にSFCの特徴として、個人主義が挙げられると思います。上記のように、SFCでは皆がやりたい勉強をやりたいようにやっています(中には大学の授業だけで満足し、研究会にも属さず、論文も書かずに卒業されていく方も少なからずおられます)。そのようなキャンパスですので、何かしら個人主義的な空気が流れているわけです。しかし、SFCには「皆やりたいことをばらばらにやっているんだけど、結果的にはそれがSFCを良い方向に導くんだ!」という自立拡散型、予定説的な考え方もあるのです。

 さて、今まで
SFCの特徴について思いつくままに述べてきましたが、最大の特徴はカウンターディスコースが流れていることだと思います。アメリカが強国だといわれる所以の一つに、「アメリカには振り子があるからだ」という理由がよく言われますが(詳細は岩崎先生に。)、SFCにも似たような作用があると思います。例としては学問体系について考えてください。SFCが設立され、時が経つにつれ全国の大学に政策を掲げる学部を創設する動きが広がり、教育組織としての「政策学部」は定着した。SFCでも「政策学」とはこのようなものであると主張し、一つの枠組みに収めようとする方もいる。しかし、そのような動きが出ると、自然と「学問としての定義や、方法論といった基本的な部分において確固たる基礎はなく、多様性が許容されるべき中で、一つの枠組みに収めようとするのは危険なのではないか」という意見も出てくる。また、違う例として、未来への提言を考える授業の人気が盛り上げれば、おのずと、歴史を振り返る内容の授業が人気になるなども挙げられる。SFCは日本人特有の形骸化を嫌う。「AO入試を導入はしたが、今ではほとんどの予備校が対策を講じ、似たような答案になっている。いっそのこと、くじ引きで入学者を決めたらどうだろう。そして、出るときにしっかりと厳しい審査をしたら良いのではないか。」という議論がなされたこともあるらしい。また、SFCは定義つけられるのを嫌うと思う。つまり、SFCは「○○だから××が出来る」という類の学部ではなく、SFC生一人一人がSFCの特徴を作ることの出来る学部だと思う。

 以上、色々SFCについて述べてきたが、SFCは非常に述べるに難しいところだと改めて思った。入らないとわからない良さがある。そして、その良さは本当に良い良さである!色々と言い残していることがあるが、またいずれ話す機会があることを信じ、ひとまず、SFCの紹介は以上で終わる。


(2)大学

僕が慶應に入ってよかったと思ったのは、とどのつまりブランド力かも知れない。

 一部大麻をたしなむような方もおられるが、基本的にほとんどの塾生が塾生であることに誇りを持ち、暮らしている(誇りを持っていることと傲慢になることは別。愛国心とナショナリズムみたいな関係)。先に述べたブランド力には、「塾生が持つ塾生の誇りの共有」「先輩後輩の助け合い」なども挙げられるがやはり、社会的信頼も大きなものがあると思う。

 現在の大学生というのは非常にリベラルな立場であると思う(基本的に・・・)。だから、どっかの企業に行き、話を聞くと社会人になってからでは聞けないような話がたっぷりと聞ける。それが大学生という肩書きの一つの強みであるが、その強みを助けてくれたのが、慶應というブランド力だったと思う。レポート作成の過程で取材を申し込んだのだが、慶應ということで、すんなりアポイントを取ってくださった企業もあった。また、慶應という学校の独自のカラー(一般的に、ハイカラといわれている)もあり、他の学校との交流も盛んで慶應生はわりかしその中心にいることが多い。(そもそも、東京には関西と違い大学が多く、交流は関西より盛んだと思われる。)

 少々、慶應至上主義っぽく話をしてしまったが、どこの大学であれ頭角を現す奴は表す。逆に、慶應や東大でも、全く仕事の出来ないタイプ、信用されず仕事を任せてもらえないタイプもたくさん、本当にたくさんいる。結局、先に述べたブランド力というのも、個人の魅力or目的の正当性などでなんとでもなるのである。

 現在、リードで学ばれている諸君が大学に何を求めているのかが分からないので、ここではあまり大学の紹介はせず、個人的に対応を図ろうと思う。大学の紹介をきっちりとしようものなら、ページが10枚あっても足りない。(そもそも、福沢諭吉の『文明論之概略』や『学問之すすめ』などの解説も含めなければ慶應は理解できない!)ましてやここ数年で慶應はめぐるしい変化を遂げている。150周年ということもあり、新たな院が設置、建物の充実、薬学部新設、ユネスコとの提携、京大との院生交換制度などその他多くの変化があるのである。それらが慶應にとってどのような意味を持つのか、意義があるのかを判断するには後数年必要だと思う。

神戸大学
国際文化学部 
 
畠中茉莉子
さん

(3回生)

 神戸大学は、その名のとおり神戸にキャンパスがありますが、多くの学部があるのでいくつかのキャンパスが神戸市の各所に点在する形になっています。
 私の所属する国際文化学部を始め多くの学部が集まるのが「おいしい水」で有名な(?)六甲で、とりあえず坂道の多い場所です。それゆえヒールのある靴では登校できないという噂までありますが真相は・・・?
 あとは奈良公園の鹿のごとくイノシシが出ます。最初は珍しいですが3ヶ月で飽きます。
 そんなキャンパスですが夜景は本当にきれいです。神戸大にお立ち寄る機会があればぜひ夜まで待ってみて下さい。

 次に国際文化学部の紹介をします。女の子の割合がとても多い(男女比約3:7)という嬉しい情報はともかく、よく聞かれるのが「国文(国際文化の略)ってなにしてんの?」ということです。いつもは笑ってごまかすこの質問に今回は少しまじめに答えてみようかと思います。
 まず、理系の学問と違って文系の学問が扱うのは「人間の営み」にまつわることだということが基本です。文学、経済学、法学などはいずれもそうですが、違うのはその切り口ということになるでしょうか。経済学は市場を、法学は政治を扱います。ちなみにこの二つが文系の学問の世界では(大学は一応学問を行う場です)一番メジャーとされていますが、それだけで「人間の営み」が語り尽くせるわけではありません。
 そこでできたのがこの国際文化学部であると言えます。ここで扱うのは、文化・宗教あるいは情報・メディアなど、いずれも従来の文系学問では扱えない、いわば「はみ出しもの」の領域です。学生はその中から自分の興味にあったものを選んで勉強します。テーマは無数にあるのでいまいち何がしたいかわからない人にはおすすめ、かも?きっと何かが見つかります。

 こんな風に勉強の話ばっかりになりましたが実際に学生を見てみればバイトに部活、みんな好き勝手に大学生活を楽しんでいます。大学は人生の夏休みとはよく言いますが、神大学生になるみなさんは、自分らしく、この休暇を楽しんで下さい☆

東京大学
理科1類


藤岡君
(1回生)

 僕の大学では最初の2年間は全員教養学部に所属し駒場キャンパスに通うことになっています。そこで文理の垣根を越えて様々な教養を勉強した上で最終的に3回生から学部に割り振られます。

 2回生までは文科一類から理科三類の間で境界はほとんど無く(この科類ではどこどこの学部に行きやすいという程度のもの)基本的にどの学部に行くこともできます。その制度を進振りと言いまだ明確な進路が決まっていない人にはかなりいい制度だと思います。自分探しできる時間がほかの大学の人よりも2年間長いわけですから。


 逆にもうかなり具体的な進路まで決まっている人にとっては向いているとは限りません。人気のある学科、例えば僕の所属する理科一類では工学部の航空宇宙や機械工、薬学部などは進振りの点数がかなり高いのでよっぽど勉強しないと厳しいです……。大学では大なり小なり遊ぶ雰囲気が漂っているので高いところを目指すには大学受験時同様それなりの覚悟がいるでしょう。 

 大学には外から見るだけでは気づきにくく大学に入って初めて気がつく特徴がいくつもあります。受験校は偏差値とか問題形式中心に決定することが多いですが、それよりも入学後のその大学独特の制度に目を向けて自分に一番あったところを探すのがいいんではないかと思います。しかしそのような情報は内部の人間でないとなかなか分からないものです。そこに行っている先輩の話を実際に聞くとか、オープンキャンパスに積極的に参加するのがいいでしょう。僕の書いた大学からの通信も少しは参考にしていただけると幸いです

神戸大学
海事科学部


浦城君
(2回生)
 僕の通っている神戸大学海事科学部は他の学部とは少し変わっています。
 一回生の時にある一ヵ月の航海実習がその良い例です。この実習では実際に船の上で生活しながらエンジンルームを見学したり、実際に船を動かしてみたりなど様々な体験をしました。これにはぜひ行ってもらいたいです。

 また二回生の始めに課程配属というものがあり、海事技術マネジメント課程、海上輸送システム課程、マリンエンジニアリング課程の三つの課程に分けられます。
 海事技術マネジメント課程は簡単に言えば将来的に船に携わった仕事につきたい人や航海士、機関士などを目指す人が主に配属されます。
 
 海上輸送システム課程は主に物流関係やパソコンなどの情報システム関係の勉強をするところです。

 マリンエンジニアリング課程では機械、電気などを扱うメカトロ二クスや原子力などのエネルギーについて学びます。

 僕は元々電気やエネルギーについて学びたいと思っていたのでマリンエンジニアリング課程を希望し、そして配属されました。
 ちなみにこの課程配属は一回生の頃の成績によって決められるのである程度行きたい課程が決まっている場合は一回生の間に少し頑張る必要が
あります。

 最後にこの学部は他にも学べる事柄が多いので、学びながらやりたいことを見つけていくのも良いと思います。それでは頑張ってください。

関西外大

村川さん
(1回生)
 私は、今1回生です。
 関西外大は、学内環境が常に英語に触れられるようになってなっており、英語のスキルアップにとてもよい所です。

 図書館には、洋書はもちろん、AVコーナーがあり、DVDも見ることができます。たいていの人はまず日本語字幕で見ていますが、自然に英語表現を身につけることができます。

 また、学内には国際交流センターがあり、外国人留学生がいるので、気軽に話しかけて友達になることもできます。スピーキングパートナーも利用すれば、スキルアップは間違いなしです。

 外大の講師の先生方はとても親切です。授業で分からないことがあれば先生の部屋を訪ねて教えてもらうことができます。分からないことはどんどん聞く! それが成績upにつながります。

 さらに、学校生活を支援してくれるカウンセラーもあり、どんな悩みにも耳を傾け相談にのってくれます。

 語学が好きな人はぜひ ”Come on !"